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宿の魅力を“市場での価値”に変え、収益改善につながる仕組みを紹介します。

宿の課題:市場での価値を上げたい

旅館、リゾートホテル、ゲストハウス、グランピング、民泊など、あらゆる宿泊業態で共通する課題は、「どうやってゲストに宿の魅力、価値を感じてもらうか」ということです。その価値は当然ながら収益改善、単価や利益率アップの要素にもなります。

宿に価値を伝えて、市場価値となる

OTA(楽天トラベルやじゃらんなど)でその価値を認めてもらわなければ価格=市場価値に繋がりません。 投資して設備をリニューアルしてもそれが「市場価値」とはなるわけではないということです。

マーケティングは市場価値を上げる仕組み

宿泊業の成功には、ゲストの心を読み、市場での価値を上げることが必要です。つまり、これこそ「マーケティング」です。 そして、その市場での価値には方程式があると考えています。

魅せ方で価値を引き出す

私たちは宿泊施設の価値(魅力)を、「魅せ方 × 価値 = 価格(市場価値) という方程式で説明しています。

市場から見た価値は、魅せ方で変わる

「魅せ方 × 価値 = 価格(市場価値)」方程式

魅せ方(マーケティングの視点)

  • OTAでの見せ方、料金戦略
  • 公式サイトやSNSでのブランディング
  • 写真やキャッチコピーの最適化

→ 旅館やリゾートホテルに限らず、ゲストハウス・グランピング・民泊でも「お客様にどう見えるか」を整えることが第一歩。

価値(宿の本質的な魅力)

  • ハード:立地、建物、設備、景色、アクセス
  • ソフト:料理、サービス、スタッフ対応、体験、ブランド・コンセプト → 旅館での温かい接客、リゾートホテルの非日常体験、ゲストハウスの交流体験、グランピングのアウトドア感、民泊の地域性など、それぞれの特徴を「ソフト」として磨くことで差別化できます。

このハードとソフトが揃うことで、お客様は「価格に見合う価値がある」と感じ、リピーターや口コミにつながります。しかしこれだけでは、市場で優位に立てません。

宿の「価値」は伝わるとは限らない

ハード × ソフト で魅力が生まれても、魅せ方、伝え方が大事

ハード × ソフト 両面で本質的な価値が上がっても、魅せ方ができていなければ、伝わりません。伝わらなければ市場価値とはならないのは当然です。つまりこれは「マーケティング分析」や「魅せ方」がとても重要ということです。

事例「魅せ方×価値」アップで 収益改善

四国のリゾートホテル

ある四国のリゾートホテルでは、OTAでの売り方を中心にコンサルティングを実施。

  • 販売戦略:ニーズに合わせた価格/プランの見直し
  • ブランディング:写真とストーリーを刷新し「リゾート感」をアピール
  • 顧客体験:スタッフに顧客体験を改善するアイデアの提案をしてもらう
    →様々な体験ブランディング

その結果、私たちがサポートに入ってから3年で閑散期の売上が2倍に。赤字続きが黒字化に成功。さらに楽天トラベルでアワードを受賞し、エリアでトップの宿泊施設に。

中国地方のグランピング施設

ある中国地方のグランピング施設では、マーケティングから販売、運営管理までトータルにサポート。

  • OTA/口コミ戦略:運営会社が民泊のノウハウで失敗 → OTAで露出を増やし口コミを改善
  • ブランディング:公式サイトでグランピング体験をイメージしてもらう。写真やコピーライティングの刷新
  • 販売戦略/マーケティング:露出や集客のためのOTAと魅力を伝える公式サイトのシナジーが発生

関わって2年目には前年50%アップの売上を達成。じゃらんの「売れた宿」県別小規模施設部門で1位を獲得。

魅せ方の改善 具体例 宿泊施設別

宿泊業の「魅せ方」改善は、偶然ではなく戦略的に取り組むことで実現できます。 特に、露出しユーザーに関心を持ってもらうためのマーケティング。さらに実際に予約を決断させるための仕組み作り(価格戦略やOTA戦略)が重要。

施設タイプ別:まず始めるべき取り組み

  • 旅館やリゾートホテルは「公式サイトの写真やコピー」を見直す
  • ゲストハウスや民泊は「体験価値や口コミ」を強化する
  • グランピング施設は「SNSで拡散されやすい魅せ方」を意識する

こうした小さな改善が積み重なり、宿泊施設の競争力を高めていきます。

MTXの考え方、コンセプトが「いい!」と思われた方、話を聞いてみたい方はお気軽にお問い合わせください。

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